市民の台所としてだけ親しまれているだけでなく、観光名所としても人気の「第一牧志公設市場」。2019年に建て替えのために閉鎖され、仮設市場に移転して営業していましたが、工事も終わり、元の場所で再度営業を開始することになりました。いつから営業開始するのか、新しい市場はどんな市場になるのか、まとめてみました。
リニューアルオープン「第一牧志公設市場」
2019年に建て替えのために閉鎖され、仮設市場で営業していた「第一牧志公設市場」。
長い工事期間を経て、このたび移転リニューアルオープンすることとなりました！
【移転開場日】2023年3月19日（日）
オープンセレモニーも開催されます！
「第一牧志公設市場」とは
戦後間もないころの闇市に端を発し、1950年（昭和25年）に現在の場所に廃材で建設された「第一牧志公設市場」。1972年にはコンクリートの旧第一牧志公設市場へと建て替えられ、那覇の大市場として長年地域に親しまれ、那覇市民・沖縄県民の台所として愛されてきました。さらに、最近では国内外の観光客からも人気を集める、県内屈指の観光スポットにもなっています。
▼ 旧第一牧志公設市場営業当時の様子
（出典：https://www.city.naha.okinawa.jp/）
（出典：https://www.city.naha.okinawa.jp/）
老朽化に伴う建て替え
長年愛されてきた「第一牧志公設市場」ですが、老朽化に伴う建て替えのため2019年6月16日に閉場。7月1日からは旧にぎわい広場の仮設市場に移転して営業していました。
2020年10月から本格的に始まった新市場建設工事。当初の予定では2022年4月には完成する予定でしたが、市場とその周囲の敷地がの軟弱地盤だったことの影響で工期が延長となりました。
▼ 第一牧志公設市場（仮設市場）の様子
新・第一牧志公設市場のオープン日が決定！
長引いた建て替え工事でしたが、新市場のオープン日が決定しました。
2023年3月4日（土）をもって仮設市場は閉鎖。3/5～3/18の移転期間を経て、3月19日（日）朝10時に新・第一牧志公設市場が開場します。セレモニーも予定されているんだそう。
延べ床面積は5577.69㎡、地上3階建ての建物で総事業費は53億円。市場内は移転前の市場のレイアウトを踏襲。１階は精肉・鮮魚など生鮮食品を扱う店が揃う市場、２階は購入した食材を“持ち上げ”で料理を楽しめるレストラン。新たに設けられた３階は調理体験室などを作り、イベントスペースとして活用されます。
公設市場の1階で売られている肉や魚などを購入し、それら食材を2階の飲食店に持ち込み調理代を支払えばその場で調理してもらえるシステム。
1階：店舗（精肉・鮮魚・生鮮・外小間）
2階：食堂
3階：調理体験室・多目的室・管理室・電気
1階の“市場”には88の店舗を構えることができるんだそう。2023年1月5日の段階では79店舗が入る予定で、那覇市は残る9店舗についても利用を呼びかけているんだとか。
2023年3月15日現在、1階には66店舗。今後新たに9店舗が入る予定。
追記（2023/21）
▼「第一牧志公設市場」店舗一覧＆フロアマップはこちら！
（出典：https://makishi-public-market.jp/）
電話番号：098-867-6560（第一牧志公設市場 管理事務所）
営業時間：8:00-22:00（店舗により異なる）
定休日：第4日曜日（12月は除く）正月（1月1日～3日）旧正月（旧暦1月1日～2日）旧盆の後2日
URL：https://makishi-public-market.jp/
アクセスマップ
【最寄り駅】
ゆいレール「牧志駅」から徒歩9分、
ゆいレール「美栄橋駅」から徒歩10分、
ゆいレール「県庁前駅」から徒歩15分
那覇空港から車で約15分
【駐車場】
なし
＊周辺に有料駐車場はあり。
＊浮島通りは一方通行なので車は要注意！
＊国際通りは曜日・時間によってバスレーンなどの通行規制が実施。
（出典：https://www.makishi-public-market.jp/）
＊本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります
