2025年9月21日放送の『遠くへ行きたい』は綿矢りささんが沖縄へ。沖縄の聖地を訪れ、伝統工芸や郷土料理に挑戦。紹介された情報をまとめてみました。
綿矢りさ「伝統が織りなす南国旅」うるま市~大宜味村
旅人は「綿矢りさ」さん。
綿矢りささんは京都生まれの小説家。「蹴りたい背中」で芥川賞を最年少で受賞。
そんな綿矢りささんが大好きな沖縄へ。
透明な海と豊かな自然の景色をたっぷりと堪能!浜比嘉島の聖地を訪ね、南風原町で伝統工芸「琉球絣」織りにも挑戦!島野菜の郷土料理作りにも挑戦!
海中道路を渡って離島へ
沖縄本島の東側。
海中道路を渡った離島から旅がスタート。
宮城島の絶景スポット
果報バンタ
宮城島の絶景スポット「果報バンタ」。沖縄の言葉で「幸せ岬」という意味。
宮城島は周囲の島々の中でも最も標高が高いことから「高離(たかはなり)」とも呼ばれている。
電話番号:098-923-0390(ぬちまーす)
ぬちまーすHP:https://nuchima-su.co.jp/
島の食堂で腹ごしらえ
丸吉食品
次に向かったのは浜比嘉島。
周囲約7kmの小さな島「浜比嘉島」は「浜区」と「比嘉区」の2つの集落から成る島。
島の名物が食べられる浜区の食堂「丸吉食品」で腹ごしらえ。
●イカスミ炒め定食 900円
島のシーフードメニュー。
●もずくコロッケ 1個 150円
地元の人にも観光客にも人気。
●もずく酢 300円
もずくの産地として有名な沖縄県。
浜比嘉島を含むうるま市勝連地域は県内の生産量の約4割を誇る。
電話番号:098-977-7905
営業時間:8:00-18:00
定休日:要確認
URL:https://www.instagram.com/maruyoshishokuhin/
浜比嘉島の聖地
シルミチュー
比嘉区の南南東にある森の中にある村で大切にされている聖地「シルミチュー」。
108段の階段を上った先にあるシルミチュー。
琉球の島々を創造した男女の神であるアマミキヨ(女神)とシネリキヨ(男神)が暮らしたと言われる洞窟。
洞窟の中で男女の神は子供を授かり、そこから琉球に人が増えていったとも言われている。
祀られているのは子宝を授かると言われる鍾乳石。
シルミチューでは毎年旧正月に五穀豊穣や子孫繁栄を祈願する儀式が行われる。
電話番号:-
アマミチュー
島全体がパワースポットとも言われる浜比嘉島。
海辺で大切にされている場所が「アマミチュー」。
アマミキヨとシネリキヨをはじめとする神々が祀られている「アマミチューの墓」がある場所。
電話番号:-
伝統の織物 琉球絣
琉球かすり会館
沖縄本島の南部に位置する「南風原町」。
壁のあちこちにあるのはこの街の伝統の織物「琉球絣(かすり)の紋様」。
「琉球かすり会館」は街の織物産業の拠点。
あらかじめ染め分けた糸で織りあげることで紋様を表現する絣の技法。
東南アジアから琉球に広がり、その後全国へと広まっていったとのこと。
古くから絣の主な産地として知られ多くの職人や工房が集まる南風原町。
今では琉球絣のほとんどがこの町で作られている。
こちらで琉球絣の織り体験もできるとのこと。
琉球絣の大きな特徴は約600種類もの多彩な図案。
生活道具や人体、自然、動物など、身の周りのものがモチーフになっている。
電話番号:098-889-1634
営業時間:9:00-17:00(閉館17:30)
定休日:祝日
URL:https://ryukyukasuri.com/
大宜味村の直売所へぶらり
大宜味村農村活性化センター
沖縄本島北部の“やんばる”と呼ばれる地域にある「大宜味村」。深い山々と美しい海に面した集落。
大宜味村は「長寿の里」として知られ、10人に1人以上が80歳超え。100歳を迎えたご長寿は16人も。
80歳以上:372人(うち100歳以上16人)
*2025年8月31日現在
「大宜味村農村活性化センター」には地元の農産物が並ぶ。
「大宜味村農村活性化センター」内の「わーけーまちや」ではシークヮーサーやシークヮーサーの加工食品などを販売。
●シークヮーサー大福 1個 100円
皮も餡もシークヮーサー入り。
電話番号:0980-44-3635
営業時間:8:30-17:30
定休日:要確認
民宿で味わう島野菜
うみ辺のお宿 風
安座間勝江さんが営む島野菜が食べられる民宿。
島野菜とは沖縄県で戦前から食されてきた地域固有の伝統の野菜。
パパイヤ、ニガナなどの島野菜を収穫し調理。
苦味が強いニガナは豆腐とあえ物「インガナズネー(ニガナの白和え)」に。調味料はマヨネーズのみ。
パパイヤは「パパイヤシリシリ」に。同じく細切りにしたニンジンと一緒に炒め、味付けはツナの塩気とみりん、だしの素を少々。
電話番号:不明
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります