2026年1月1日のBS-TBS放送『吉田類の酒場放浪記』は元旦SP「至高の酒と出会う沖縄の旅」。沖縄の酒場や様々なスポットを巡る旅番組。番組で紹介されたお店などをまとめてみました。
至高の酒と出会う沖縄の旅
『吉田類の酒場放浪記』の2026年元旦SP「至高の酒と出会う沖縄の旅」。
2025年、ユネスコ無形文化遺産登録された泡盛を含む「伝統的酒造り」。
ということで泡盛を飲んで沖縄の酒場を盛り上げよう!と吉田類さんが沖縄の居酒屋を巡ることに。
さらには各地の名所やスポットなどもご紹介。
那覇市から沖縄市、名護市から今帰仁村まで泡盛を求めて酒場を巡り旅。
うりずん【那覇市】
最寄り駅はゆいレール「安里駅」。
沖縄が本土復帰を果たした昭和47年(1972年)に創業した栄町市場にある居酒屋。泡盛好きで知らない人はいないという老舗酒場。
現在の店主は2代目。
初代である土屋實幸さんは「酒と言えばウイスキー」が日常となっていた沖縄庶民に泡盛を飲む伝統文化を復活させた立役者。
店名の「うりずん」は春の季語に使われる沖縄最古の歌謡集に登場する「初夏の風」を意味する言葉。

最初から泡盛を注文する吉田類さん。
●咲元酒造 8年古酒 500円
甕から注がれた恩納村にある咲元酒造の8年古酒。
うりずんでは8年ものでも新酒扱い。
泡盛で乾杯!沖縄で乾杯は「かりー」。
●豆腐よう 500円
うりずん特製。島豆腐を泡盛で醗酵させた沖縄の珍味。
●ゴーヤーチャンプルー 750円
●超古酒30年酒 2,500円
酒造組合と合同で造った泡盛を30年寝かせた超古酒。
3年以上寝かせた泡盛を「古酒(くーす)」という。
●ドゥル天 830円
先代が考案したメニュー。
里芋のような沖縄の田芋を使った料理“ドゥルワカシー”を油で揚げたもの。
●セーファン 680円
シイタケ・野菜・薄焼き玉子をご飯にのせ豚のだし汁をかけて食べる宮廷料理。
電話番号:098-885-2178
営業時間:17:30-24:00
定休日:なし
URL:http://urizun.okinawa/
*「うりずん」のグルメレポート記事はこちら↓
オニノウデ【那覇市】
やちむん通の近くに店を構えて9年の居酒屋。
圧巻なのが天井まである棚に沖縄中の泡盛が並び、店には約1000種類が揃う。
店名は赤黒いで焼かれたお酒を入れる徳利「鬼の腕(ウニヌティー)」が由来。
店主・佐久川長将さんは沖縄の焼き物「やちむん」と泡盛が好きすぎて脱サラをして開業したとのこと。
器やお酒の作り方にも独自のこだわりが。
●段ボール 500円
うるま市の酒蔵「神村酒造」の泡盛「暖流」のソーダ割り。
「暖流」はオーク樽で熟成させた3年古酒がベースのブレンド酒。
●本マグロ刺身 500円
暖流にドライフルーツを入れて醤油とブレンドした甘いお醤油を使用した創作料理。
こだわりの器は壺屋の古い焼き物から現代の作家、人間国宝・金城次郎のやちむんまで揃う。
沖縄県初の人間国宝・金城次郎は魚紋のやちむんで有名な陶芸家。
●瑞泉King crown 10年古酒 飲み比べ 200円
ちぐわぁー(小さなおちょこ)で飲み比べ。
●太平 18年古酒 400円
那覇市の小さな酒蔵「津波古酒造」が造る太平。
18年熟成させた古酒は華やかな甘い香りが楽しめる。
●塩ラフテー 1,000円
豚バラの塩角煮。
ソースはお米を溶かしシチューのように仕立てている。
●The IZENA 400円
塩ラフテーに合わせるのは北部にある伊是名島の酒造所が造る少量生産の限定泡盛。
●ドゥルワカシー 500円
●かしじぇーそば 500円
「かしじぇー」は酒粕という意味。
泡盛「暖流」の酒粕を麺に練り込んだ一品。
八重山諸島で食される島胡椒「ヒハツモドキ」により松茸のような香りがするとのこと。
●白露の玉 27年古酒 500円
電話番号:090-3797-0577
営業時間:19:00-24:00
定休日:水曜日+不定休
URL:https://www.instagram.com/sakukawachosyou/
割烹 末広【沖縄市】
沖縄返還の前年である昭和46年(1971年)に創業した沖縄では珍しい本格的な割烹酒場。
本部町出身の大将・仲宗根末一さんは大阪のホテルで和食の修業を積んだ腕利きの料理人。
メニューはお刺身、焼き物、天ぷらなども揃う。
●オリオン生ビール 550円
●お通し 880円
沖縄産食材を使った3品。
●刺身盛り合わせ 時価
番組で紹介された盛り合わせは、アカマチ・シャコ貝・車海老・マグロ腹身炙り。
アカマチは沖縄三大高級魚の一つでハマダイのこと。
●湊屋藤助(新潟)
沖縄には日本酒の地酒がないため、大将が勧めたのは新潟の純米大吟醸。
超淡麗のド真ん中をいく味わい。
●魚まーす煮 1,980円
出汁と塩で煮る沖縄定番の煮魚。
魚はビタロー(ブエダイの仲間)
塩は粟国島の塩を使用。
●尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 660円
マース煮と合わせた日本酒。
フレッシュでフルーティーな味わいで繊細な味わいのマース煮にピッタリ。
●いかすみ炒め 1,320円
●泡波 水割り 990円
日本の最南端・波照間島の泡盛。
●お好みにぎり(マグロ) 880円
全国三番目の漁獲量を誇る沖縄のマグロの握り。
電話番号:098-938-2719
営業時間:11:15-22:00
定休日:火曜日
URL:https://www.instagram.com/okinawa.suehiro1981/
蓬莱【名護市】
「名護市営市場」に隣接したアーケード商店街の中にある築70年以上の建物を改装した居酒屋。
地元出身の女将はフードトラックなどを経てこの店を開業。
沖縄家庭料理をお任せスタイルで提供している。
●国華 3年古酒 1,200円
地元の名護の小さな酒蔵「津嘉山酒造」が造る泡盛。
メープルシロップのような甘い香りが特徴。
●山羊刺し 1,000円
●刺身盛り合わせ 1,500円
種類が豊富で沖縄ならではの魚がいただける。
ミーバイ・マグロ・タコ・イラブチー・アシチン・シャコガイ。
ミーバイはハタのことで淡白で上品な白身の魚。
●くらブラック3年古酒 1,000円
オーク樽で寝かせた3年古酒と5年古酒をブレンドしたヘリオス酒造のお酒。
●温プレート 1,800円
ミジュンの唐揚げ・スーチカ(豚の塩漬け)・廃鶏のスーチカ・牛すじのスーチカ・軟骨ソーキの煮込み・ヒラヤーチー。
●チーイリーチー 400円
豚の血を使って豚肉と野菜を炒めた一品。
●バジル沖縄まぜそば 400円
バジル・ルッコラ・ヨモギの沖縄まぜそば。
電話番号:090-1080-9702
営業時間:16:00-22:00
定休日:日曜、月曜 *完全事前予約制
昭和居酒屋 北山食堂【今帰仁村】
女優・尾野真千子さんが2022年5月から女将としてお店に立つ居酒屋。
昭和レトロな看板やグッズ、泡盛が出る蛇口など遊び心のあるお店。
尾野真千子さんは営業前にはスタッフと一緒に仕込みに入ったり、女将としてアルバイトの若者たちに指示を出したりしているとのこと。
灯りが点くと映画のセットのような酒場。
●オリオン生ビール 600円
●お通し 300円
番組で紹介されたのは「ピリ辛こんにゃく」。
●ゴーヤチャンプルー 750円
●残波 白 ソーダ割 600円
読谷村の比嘉酒造が造る泡盛。癖がない軽い飲み口が特徴。
●ハム卵カツ 350円
尾野真千子さんがスタッフと一緒に考案したメニュー。
昔ながらのハムカツを今風にアレンジ。
●サイコロステーキ
サイコロを振って値段が決まるメニュー。
3個のサイコロを振って出た目の合計×100円が金額になるとのこと。
吉田類さんは大きな数字が出てしまい1400円に。
●さんぴん茶ハイ 710円
●クレソンおにぎり(2個) 550円
〆に人気のおにぎり。
尾野真千子さんの旦那の会社で栽培しているクレソンを使用。
電話番号:0980-56-1555
営業時間:18:00-23:00
定休日:日曜日
URL:https://www.instagram.com/izakaya_hokuzan/
*「昭和居酒屋 北山食堂」は『A-Studio+』や『草彅やすともの うさぎとかめ』でも紹介


紹介されたスポット
首里城
14世紀の半ばに築かれ、琉球王国の初代国王・尚巴志が拠点とした。
【瑞泉門】
泡盛・瑞泉でお馴染み。
瑞泉とは「立派な めでたい泉」という意味。
【龍樋(りゅうり)】
瑞泉門の脇にある泉。
龍の口からは琉球王国の時代から変わらず湧き水が出ている。
この豊富な水が首里城一帯で行われていた泡盛の製造を支えていたとのこと。
ここから有料。
[入場料]大人400円
【正殿】
2019年の火事で焼失。
2025年11月に屋根囲いが取れ、姿を見せた正殿の外観。
工事期間は6年、約24億円をかけ復元された。
城全体が巨大な琉球漆器と称され、つややかで美しい赤が映えている。
正殿の全てが完成するのは2026年秋とのこと。
【第32軍司令部壕 第1坑口】
首里城の敷地に残る戦争遺跡で、沖縄戦の時に日本軍の司令部として堀った壕。
総延長1km、深さは15~35mあり、艦砲射撃にも耐えられる構造になっていた。
壕内では1000人以上の兵士が活動していたとのこと。
電話番号:098-886-2020(首里城公園管理センター)
営業時間:要確認
定休日:要確認
URL:https://oki-park.jp/shurijo/
瑞泉酒造
1887年(明治20年)創業、屋号は首里城の瑞泉門が由来。
琉球王国時代に泡盛製造は「首里三箇(しゅりさんか)」と呼ばれた首里城近くの地域に限定。瑞泉酒造のルートもその一つで那覇市首里「崎山町」にて創業。
鑑評会では様々な賞を獲得し、毎年高評価を得ており、2000年の沖縄サミットのレセプションで振る舞われたことも。
価格面から昭和の時代に原料として定着。
タイ米を蒸した後に「黒麹菌」を散布。約40時間寝かせたあと仕込みに入る。
「黒麹菌」は大量のクエン酸を生成するため雑菌の繁殖を抑える。
2.「全麹仕込み」
仕込みに使う原料を全て麹にする製法で甘みや風味を最大限に引きだす。
3.「単式蒸留器」
ウイスキーと同じく単式蒸留器を使い、泡盛らしい香りや風味を出していく。
4.貯蔵熟成
3年以上寝かせたものが古酒(くーす)と呼ばれる泡盛。
5.仕次ぎ(しつぎ)
古酒を育てる仕次ぎは泡盛ならではの伝統的な手法で、古酒の味わいや酒質を持続するため新酒を注ぎ足す。
仕次ぎをすることで親酒に刺激を与え、活性化させ、酒質の安定化を図る。
●御酒 うさき(30度/新酒) 3,025円(720ml)
東京大学で発見された戦前の黒麹菌を使って復活させたもの。
電話番号:098-884-1968
URL:https://www.zuisen.co.jp/
トリップショットホテルズ・沖縄コザ
アメリカ文化が色濃く残る沖縄市・ゴザの街にあるユニークなホテル。
1970年代のキャバレーで使用されていた場所をホテルにリノベーション。
当時の酒場文化が感じられるバーカウンター。従業員が使用していたロッカーなどもそのまま残っている。
電話番号:070-5489-3969
総客室数:7室
開業日:2015年
PATCH SHOP TIGER EMB
基地の街ならではのワッペンショップ。
デザインは自由自在。
刺繍のクオリティが高く、米兵のリピーターが多いとのこと。
電話番号:098-937-8234
営業時間:9:00-18:00
定休日:日曜
URL:https://shop.tiger-emb.com/
そうざいの店 三幸
コザにある銀天街は戦後にできた商店街の中にある惣菜のお店。
店主・城間さんはお店を受け継いで37年。地元の人の胃袋を支えてきた。
●サーターアンダギー 110円
名物のサーターアンダギー。
じっくり揚げることで外はカリッ、中はしっとり。隠し味にバナナが入っているとのこと。
電話番号:098-938-2708
営業時間:8:00-19:30
定休日:水曜、日曜
エイサー会館
沖縄を代表する伝統芸能の踊り「エイサー」を学べる施設。
エイサーは旧盆に踊られ、その発祥は400年前とも500年前とも言われる。
●エイサー体験料 3,000円 *要予約
エイサーの衣装は先祖への敬意と地域の誇りを表す象徴。
サージと呼ばれる布を頭に巻く。
電話番号:098-989-5066
営業時間:10:00-21:00
定休日:水曜
URL:https://eisa-museum.jp/
オリオンハッピーパーク
オリオンビールの工場に併設されており、出来立てビールの試飲もできることから観光客にも人気のスポット。
オリオンビール製品は全てこの工場で製造されている。
最近はグッズも人気で、売上はなんと60億円を超える勢いなんだとか。
●工場見学料金(試飲2杯付き) 1,000円
ビールの製造工程の見学。
電話番号:0570-00-4103
営業時間:9:30-17:00
定休日:日曜、月曜 *要予約
URL:https://www.orionbeer.co.jp/happypark/
平和祈念公園
旅の締めに訪れたのは糸満市の「平和祈念公園」。
「平和の礎」
慰霊碑には沖縄戦で亡くなった全ての方の名前が刻まれている。
電話番号:098-997-2765
URL:https://heiwa-irei-okinawa.jp/
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります













