2025年11月16日にBS11（イレブン）で放送された『沖縄探訪ありんくりん』は本部町にある国営公園「海洋博公園（国営沖縄記念公園）」。「沖縄美ら海水族館」や熱帯の植物を展示している「熱帯ドリームセンター」など様々な施設を有する人気の観光スポット。番組で紹介された情報をまとめてみました。
本部町「海洋博公園（国営沖縄記念公園）」
沖縄の日本復帰からわずか3年の昭和50年（1975年）に開催された戦後初の国際博覧会「沖縄国際海洋博覧会」を記念し、博覧会跡地に開業した国営公園「海洋博公園（国営沖縄記念公園）」。
公園内には、世界最大級の水槽を誇る人気の観光スポット「沖縄美ら海水族館」や常時2000株以上のランや熱帯の植物を展示している「熱帯ドリームセンター」、海と人との関わりを学べる「海洋文化館」など多くの施設が点在。
本部町
沖縄本島の北部、本部半島に広がる町「本部町」。
面積は約54㎢、約12,900人が暮らす街。
熱帯ドリームセンター
熱帯の珍しい植物などを見ることができる、色と香りの世界「熱帯ドリームセンター」。
お出迎えゾーン「クロトンパティオ」ではドリームセンターにある植物を全体に知ってもらい、ヤンバルをイメージしたゾーンを通り、訪れたのは「バンダ温室」。色とりどりのランが美しいフォトスポット。
次に訪れたのは「カトレア温室」。カトレアは花の色の豪華さと匂いから「花の女王」と呼ばれている。
さらに世界の珍しい果実が見られる「果樹温室」へ。
ロケの日に見ることができたのは「パンノキ、ドリアン、パラミツ、ソーセージノキ、ハネフクベ」。
ドリアンの実がなる姿を見れるのは国内でここだけとのこと。
海洋文化館
太平洋地域の海洋文化について学ぶことができる施設「海洋文化館」。
1975年に開催された海をテーマにした博覧会「沖縄国際海洋博覧会」。
東南アジア、オセアニア、沖縄の海洋文化を紹介する目的で設立。
オセアニアの広大な海を越えた人々が育んできた航海術など、太平洋地域の海洋文化をテーマに展示。
沖縄ゾーンでは今でも残る伝統的な漁業であったり、沖縄を代表する伝統的な漁船「サバニ」を紹介。
おきなわ郷土村
琉球王朝時代（1429～1879年）の村落を再現している場所。
王朝時代の地頭代（現在の村長さん）の家や民家などを見学することができる。
オキちゃん劇場
青い海をバックに海洋博公園のアイドル・イルカのオキちゃんとその仲間たちが繰り広げる楽しいショーを体験できるスポット。
1976年、オキちゃんとムクの二頭はイルカショーとダイバーショウで活躍。
1999年、オキちゃんは仔イルカを出産。（ミナミバンドウイルカの初の繁殖成功例）
2025年、オキちゃんとムクは飼育50年を迎え、「沖縄県観光特別賞」を受賞、「沖縄モトブ美らまち観光アンバサダー」が授与。
人口尾びれプロジェクト
元々は健康な健常な尾びれを持つイルカだった「フジ」。
尾びれの端から腐ってしまう病気に。
尾びれが腐って反り上がるような感じになったが、元々あった尾びれの約70％を切除する手術を行う「人口尾びれプロジェクト」が始まった。（「人口尾びれプロジェクト」はブリヂストンと共同で開発）
最初はちゃんと泳げなかったフジ。
何度も試行錯誤し、人口尾びれを改良。
トレーニングを重ね、驚くほどの回復を見せ、高く飛び、速く泳ぎ、その姿は多くの人に希望を与えた。
しかしある日、高く飛んだ瞬間、人口尾びれが外れ、尾びれに傷を負うことに。
フジのための挑戦が、フジを苦しめる結果となってしまった。
しかし、再び人口尾びれを差し出すと嫌がることなくいつもと同じように汚した尾びれを差し出してくれた。
その後はフジの体を気遣って、フジなりにできることをやっていくというやり方に。
2014年、フジは静かに天国へ旅立ってしまったが、その勇気とやさしさは今も多くの人の心に生き続けている。
沖縄美ら海水族館
ジンベエザメや複数のマンタ、キハダ、カツオの群れが悠々と泳ぐ大迫力の巨大水槽「黒潮の海」。
その規模は深さ10m、幅35m、奥行き27m。
ジンベエザメの「ジンタ」は2025年3月で飼育30年を達成。世界最長飼育記録を更新中。
「海洋博公園」の基本情報
「海洋博公園」内の施設
・熱帯ドリームセンター
・海洋文化館
・おきなわ郷土村
・オキちゃん劇場
・沖縄美ら海水族館
電話番号：0980-48-3140
URL：https://oki-park.jp/kaiyohaku/
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